毎週火、金の15時から16時30分を予防接種および乳児健診の専用時間帯としています。予約制になっておりますので、予約システムや電話で事前にご予約下さい。通常の診療時間帯にも予防接種を実施しておりますが、ご予約はお電話でのみ受け付けております。
※予防接種スケジュールはお作りしますので、お気軽にご相談下さい。
予防接種法を元に各自治体が主体となって実施する予防接種で、公費負担で接種できます。伝染のおそれのある病気の発生や流行を予防するために行います。対象年齢・接種間隔・期間が定められているので注意が必要です。定期予防接種により健康被害が生じた場合は予防接種法に基づき措置が行われます。
希望者が実施する予防接種です。各自治体によってワクチンの費用の助成を行っているところもあります。つくば市では、ヒブワクチン、小児肺炎球菌ワクチン、子宮頚がんワクチンが助成対象となっております(平成24年5月現在)。重篤な健康被害が生じた場合、独立医療法人医薬品医療機器総合機構法に基づく医薬品副作用被害救済制度による措置または、市が加入している全国市長会予防接種事故賠償補償保険制度の行政措置災害保健法に基づく補償の対象となります。
生きた病原体の毒性を弱くして精製したワクチンです。一般的に不活化ワクチンに比べて強い免疫がつき、免疫持続期間も長いといわれています。生ワクチンを接種した場合、次のワクチンを接種するまでは接種日から27日間以上あける必要があります。
病原体から免疫をつくるのに必要な成分を取りだし、可能な限り毒素を取り除いたものを接種します。不活化ワクチンを接種した場合、次のワクチンを接種するまでは接種日から6日間以上あける必要があります。
定期予防接種
生ワクチン
定期予防接種の対象年齢 | 1才に至るまでの間(1才誕生日の前日まで) Hib、小児肺炎球菌、4種混合の接種を3回ずつ終えたあと(5ヶ月〜6ヶ月頃)をお勧めしています。 |
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接種回数 | 1回 左上腕にスタンプ式の注射 |
結核は結核菌によって起こる伝染病です。一般的に肺の病気「肺結核」として知られています。乳幼児が結核に感染すると、粟粒結核や髄膜炎などになり重い後遺症を残すことがあります。
※結核予防会のHPへ
任意予防接種
生ワクチン
対象年齢 | ロタリックス:生後6週~生後24週未満 ロタテック:生後6週〜生後32週未満 ※どちらも生後15週になる前に初回接種を実施することが推奨されています。 |
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接種回数・間隔 | ロタリックス:4週間以上の間隔をおいて2回経口接種 ロタテック:4週間以上の間隔をおいて3回経口接種 |
ロタウイルスは感染性の胃腸炎を引き起こすウイルスで、乳幼児の重症胃腸炎の原因としてもっとも頻度の高いものといわれています。症状は高熱、激しい嘔吐、下痢です。特に白色の下痢が特徴的です。生後3ヶ月以降の初感染時に重症化することが多く、激しい脱水で入院が必要になるケースもあります。
※生後一番早く接種出来るワクチンになります。希望の方は出来るだけ早く接種を計画して下さい。また、経口接種になりますので接種前1時間以内のミルクは控えるようにお願いします。
ロタリックスのメーカーサイトはこちらから
ロタテックのメーカーサイトはこちらから
定期予防接種
不活化ワクチン
定期予防接種の対象年齢 | 生後2ヶ月〜5才に至るまで(5才誕生日の前日まで) |
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接種回数・間隔 | ◇生後2~7ヶ月未満で始める場合(これが標準です) ・初回免疫3回(4〜8週間隔) ・追加免疫1回(初回免疫3回終了後からおおむね1年後) ◇生後7ヶ月~1才未満で始める場合 ・初回免疫2回(4〜8週間隔) ・追加免疫1回(初回免疫2回終了後からおおむね1年後) ◇1才~5才未満で始める場合 ・1回 |
インフルエンザ桿菌b型はどこにでもいる菌で、季節性に流行するインフルエンザウイルスとは全くの別物です。咳やくしゃみなどの飛沫を介して感染します。ヒブワクチン導入以前は子供の細菌性髄膜炎や敗血症の原因菌として一番多いと言われていました。髄膜炎を起こすと予後不良になることが多いのですが、感染初期はかぜ症状と変わりがないために、その早期発見は困難です。髄膜炎の他にも、中耳炎や肺炎、喉頭蓋炎などを引き起こします。
※ 初回免疫の接種間隔に関しては、医師が必要と認めた場合には3週間でも可能です。
定期予防接種
不活化ワクチン
定期予防接種の対象年齢 | 生後2ヶ月〜5才に至るまで(5才誕生日の前日まで) |
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接種回数・間隔 | ◇生後2〜7ヶ月未満で始める場合(これが標準です) ・初回免疫3回(27日以上の間隔で)1歳までに3回完了する ・追加免疫1回(初回免疫3回終了後60日以上あけて)標準は1才〜1才3ヶ月の間 ◇生後7ヶ月〜1才未満で始める場合 ◇生後2〜7ヶ月未満で始める場合(これが標準です) ・追加免疫1回(初回免疫終了後60日以上あけて)追加免疫は1才以降 ◇1才〜2才未満で始める場合 ・60日以上の間隔で2回 ◇2才〜5才未満で始める場合 ・1回 |
肺炎球菌は子供の鼻やのどに高い確率で定着する常在菌で、咳やくしゃみなどの飛沫を介して感染します。ヒブとならんで子供の細菌性髄膜炎や敗血症の原因菌として知られています。髄膜炎発症時の早期発見の困難さは同様です。園児の繰り返す中耳炎や肺炎の原因菌にもなります。
定期予防接種
不活化ワクチン
対象年齢 | 生後3ヶ月〜7才6ヶ月未満 標準接種年齢:1期初回 生後3ヶ月〜12ヶ月未満 1期追加 1期初回終了後12ヶ月〜18ヶ月 |
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接種回数・間隔 | 1期初回 3回(3〜8週間隔) 1期追加 1回初回終了後12ヶ月〜18ヶ月 |
◇百日せき◇
百日せき菌の飛沫感染で起こります。普通のかぜ症状で始まり、特徴のある連続的な激しい咳が出ます。特に夜間に激しい咳発作を起こすことがあります。
◇ジフテリア◇
ジフテリア菌の飛沫感染で起こります。感染すると、高熱・のどの痛み・犬が吠えるような咳・呼吸困難などが起こります。のどに偽膜を形成するのが特徴的と言われています。予防接種のおかげで現在はジフテリアを見かけることはありません。
◇破傷風◇
土の中に潜んでいる破傷風菌が傷口から感染して起こります。口、手足のしびれや味覚異常からはじまり開口障害・けいれん等を引き起こします。発症すると致死率の高い疾病です。
◇ポリオ◇
ポリオは、ポリオウイルスが人の口の中に入って、腸の中で増えることで感染します。増えたポリオウイルスは、再び便の中に排泄され、この便を介してさらに他の人に感染します。成人が感染することもありますが、乳幼児がかかることが多い病気です。
※4種混合ワクチンの供給量が確保されたことから3種混合ワクチンの販売は中止されました。今後は基本4種混合ワクチンの接種となりますが不活化ポリオワクチンの接種回数が3種混合ワクチンより多い方は4種混合ワクチンの接種はできませんのでご相談ください。
定期予防接種
不活化ワクチン
対象年齢 | 生後2か月から1才に至るまで(1才の誕生日前日まで) |
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接種回数・間隔 | 3回接種 1回目 生後2か月になったらなるべく早く。 2回目 1回目接種後27日以上の間隔をおく。 3回目 1回目の接種から139日以上の間隔をおく。 |
B型肝炎はB型肝炎ウイルスをふくむ血液または血液成分と直接接触で感染します。感染すると肝臓に持続的にとどまり、そのうちの10〜15%が慢性肝炎・肝硬変・肝臓癌を発症します。母子感染では慢性化する割合が高い為、注意が必要です。また、約20〜30%が急性肝炎を発症し、そのうち1〜2%が劇症肝炎となることがあります。
※B型肝炎ワクチンには「ビームゲン」と「へプタバックスI」の2種類があります。3回の接種を同一の製剤で行うことが望ましいと考えられますが、切り替えて使用する場合であっても、定期の予防接種としての実施は可能です。
定期予防接種
不活化ワクチン
対象年齢 | 生後3ヶ月〜7才6ヶ月未満 標準接種年齢:1期初回 生後3ヶ月〜12ヶ月未満 1期追加 1期初回終了後12ヶ月〜18ヶ月 |
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接種回数・間隔 | 1期初回 3回(3〜8週間隔) 1期追加 1回初回終了後12ヶ月〜18ヶ月 |
◇百日せき◇
百日せき菌の飛沫感染で起こります。普通のかぜ症状で始まり、特徴のある連続的な激しい咳が出ます。特に夜間に激しい咳発作を起こすことがあります。
◇ジフテリア◇
ジフテリア菌の飛沫感染で起こります。感染すると、高熱・のどの痛み・犬が吠えるような咳・呼吸困難などが起こります。のどに偽膜を形成するのが特徴的と言われています。予防接種のおかげで現在はジフテリアを見かけることはありません。
◇破傷風◇
土の中に潜んでいる破傷風菌が傷口から感染して起こります。口、手足のしびれや味覚異常からはじまり開口障害・けいれん等を引き起こします。発症すると致死率の高い疾病です。
◇ポリオ◇
ポリオは、ポリオウイルスが人の口の中に入って、腸の中で増えることで感染します。増えたポリオウイルスは、再び便の中に排泄され、この便を介してさらに他の人に感染します。成人が感染することもありますが、乳幼児がかかることが多い病気です。
※4種混合ワクチンの供給量が確保されたことから3種混合ワクチンの販売は中止されました。今後は基本4種混合ワクチンの接種となりますが不活化ポリオワクチンの接種回数が3種混合ワクチンより多い方は4種混合ワクチンの接種はできませんのでご相談ください。
定期予防接種
不活化ワクチン
定期予防接種の対象年齢 | 生後2ヶ月〜5才に至るまで(5才誕生日の前日まで) |
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接種回数・間隔 | ◇生後2~7ヶ月未満で始める場合(これが標準です) ・初回免疫3回(4〜8週間隔) ・追加免疫1回(初回免疫3回終了後からおおむね1年後) ◇生後7ヶ月~1才未満で始める場合 ・初回免疫2回(4〜8週間隔) ・追加免疫1回(初回免疫2回終了後からおおむね1年後) ◇1才~5才未満で始める場合 ・1回 |
インフルエンザ桿菌b型はどこにでもいる菌で、季節性に流行するインフルエンザウイルスとは全くの別物です。咳やくしゃみなどの飛沫を介して感染します。ヒブワクチン導入以前は子供の細菌性髄膜炎や敗血症の原因菌として一番多いと言われていました。髄膜炎を起こすと予後不良になることが多いのですが、感染初期はかぜ症状と変わりがないために、その早期発見は困難です。髄膜炎の他にも、中耳炎や肺炎、喉頭蓋炎などを引き起こします。
※ 初回免疫の接種間隔に関しては、医師が必要と認めた場合には3週間でも可能です。
定期予防接種
不活化ワクチン
定期予防接種の対象年齢 | 生後2ヶ月〜5才に至るまで(5才誕生日の前日まで) |
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接種回数・間隔 | ◇生後2〜7ヶ月未満で始める場合(これが標準です) ・初回免疫3回(27日以上の間隔で)1歳までに3回完了する ・追加免疫1回(初回免疫3回終了後60日以上あけて)標準は1才〜1才3ヶ月の間 ◇生後7ヶ月〜1才未満で始める場合 ◇生後2〜7ヶ月未満で始める場合(これが標準です) ・追加免疫1回(初回免疫終了後60日以上あけて)追加免疫は1才以降 ◇1才〜2才未満で始める場合 ・60日以上の間隔で2回 ◇2才〜5才未満で始める場合 ・1回 |
肺炎球菌は子供の鼻やのどに高い確率で定着する常在菌で、咳やくしゃみなどの飛沫を介して感染します。ヒブとならんで子供の細菌性髄膜炎や敗血症の原因菌として知られています。髄膜炎発症時の早期発見の困難さは同様です。園児の繰り返す中耳炎や肺炎の原因菌にもなります。
定期予防接種
生ワクチン
対象年齢 | 1期:生後12ヶ月〜24ヶ月 2期:小学校就学の前年度(年長クラス) |
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接種回数・間隔 | 各期それぞれ1回 |
◇麻しん(はしか)◇
主に麻しん感染者の咳やくしゃみで飛沫感染します。伝染力が強いウイルスで空気感染の可能性もあります。約10〜12日の潜伏期間のあとに発熱・咳・鼻水・目やにが出て、一旦解熱後、再度高熱と共に発疹が現れます。熱は3〜4日続き、発疹も次第に目立たなくなります。
◇風しん(三日はしか)◇
風しん感染者の咳やくしゃみで飛沫感染します。潜伏期間が2〜3週間で、かぜ症状から始まり、発熱・発疹・首のリンパ腺がはれる等の症状が見られます。 2〜3日で治ることから「三日はしか」と呼ばれていますが、年長児や大人の場合は重症化することが多く、2〜3日で治らない場合があります。妊婦が妊娠初期にかかると多発奇形の赤ちゃんが生まれることがありますので、妊娠前に免疫をつけておきましょう。なお、妊娠中に風しんの予防接種を受けることは出来ません。
※麻しん、風しんの各単体ワクチンもございます。詳しくはスタッフまでお問い合わせ下さい。
定期予防接種
生ワクチン
対象年齢 | 生後12ヶ月以上〜36ヶ月未満 |
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接種回数・間隔 | 2回接種 1回目 1才になったらなるべく早く。 2回目 1回目接種後6ヶ月以上空けて接種。 |
水痘(みずぼうそう)は水痘・帯状疱疹(たいじょうほうしん)ウイルスの初感染で起こります。発熱とともに全身に水をふくんだような発疹が出来ます。水痘・帯状疱疹ウイルスは回復後も体内に潜伏し続け、加齢や免疫力低下により帯状疱疹としてあらわれることがあります。
また、妊婦の水痘は重症化するといわれております。出産前3日から出産後2日までに妊婦が発症すると、出生児も水痘を発症し、非常に重症化するといわれています。なお、妊娠中に水痘の予防接種を受けることは出来ません。
※2014年10月からつくば市の定期予防接種になり1〜2才児は2回まで公費で受けられます。
またMRワクチンやおたふくかぜワクチンとの同時接種も可能ですので医師にご相談ください。
任意予防接種
生ワクチン
対象年齢 | 生後12ヶ月以上 |
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接種回数・間隔 | 2回接種をおすすめします。 |
おたふくかぜは、流行性耳下腺炎またはムンプスといわれています。2〜3週間の潜伏期間の後、発熱とともに耳のうしろやあごの下の部分が腫れ、押すと痛みを生じます。合併症として、髄膜炎や難聴、成人では卵巣、精巣に炎症を起こすこともあります。感染しても症状の出ない不顕性感染が約1/3程度いるといわれています。不顕性感染者からも感染する可能性があります。
※1才に1回目を接種し、3才〜6才の間に2回目を接種することが推奨されています。
定期予防接種
不活化ワクチン
対象年齢 | 1期:生後6ヶ月〜7才6ヶ月未満 標準接種年齢:初回接種 3才 追加接種 4才 2期:9才〜13才未満 標準接種年齢:9才 |
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接種回数・間隔 | 1期初回 2回(1〜4週間隔) 1期追加 1回(初回接種2回終了後から約1年後) 2期 1回 |
日本脳炎は主に豚から蚊を介して感染する病気です。7〜14日間の潜伏期間後、高熱、嘔吐、頭痛、けいれん、意識障害といった急性脳炎の症状を呈することがあります。小児や高齢者は脳炎を発症するリスクが高く、小児は重い後遺症を残す事が多いと言われています。日本での発症は年間を通して数名程度ですが、世界では東南アジアを中心に年間数万人の発症があります。
※現在、H7.4.2~H19.4.1生まれの方は特例措置対象となっていますので、対象年齢の時に予防接種が済んでいない場合には予防接種を受けることが出来ます。詳しくはスタッフにお問い合わせ下さい。
※1期初回免疫は1〜4週間隔での接種が定められていますが、当院では他のワクチンを鑑みて3〜4週間隔での接種をおすすめしています。
毎年シーズン前にお知らせいたします
定期予防接種
不活化ワクチン
対象年齢 | 1期:生後6ヶ月〜7才6ヶ月未満 標準接種年齢:初回接種 3才 追加接種 4才 2期:9才〜13才未満 標準接種年齢:9才 |
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接種回数・間隔 | 1期初回 2回(1〜4週間隔) 1期追加 1回(初回接種2回終了後から約1年後) 2期 1回 |
日本脳炎は主に豚から蚊を介して感染する病気です。7〜14日間の潜伏期間後、高熱、嘔吐、頭痛、けいれん、意識障害といった急性脳炎の症状を呈することがあります。小児や高齢者は脳炎を発症するリスクが高く、小児は重い後遺症を残す事が多いと言われています。日本での発症は年間を通して数名程度ですが、世界では東南アジアを中心に年間数万人の発症があります。
現在、H7.4.2〜H19.4.1生まれの方は特例措置となっていますので、対象年齢の時に予防接種が済んでいない場合には予防接種を受けることが出来ます。詳しくはスタッフにお問い合わせ下さい。
※1期初回免疫は1〜4週間隔での接種が定められていますが、当院では他のワクチンを鑑みて3〜4週間隔での接種をおすすめしています。
定期予防接種
不活化ワクチン
対象年齢 | 11才〜13才未満 標準接種年齢:11才〜12才(つくば市では小学6年生の時に集団接種です。) |
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接種回数・間隔 | 1回 |
詳細はDPT-IPV(4種混合)をご参照下さい。
毎年シーズン前にお知らせいたします
任意予防接種
不活化ワクチン
対象年齢 | 16才以上 |
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接種回数・間隔 | 3回(4週間隔で2回、さらに1回目から24週後にもう1回) |
A型肝炎は、A型肝炎ウイルスの経口感染によって発症する急性肝炎です。症状は発熱や黄疸、腹痛、下痢などです。A型肝炎が流行している地域(アジア、アフリカ、中南米等)への旅行や出張等がある場合、接種が勧められます。15歳以下への接種は未認可となっておりますが、接種が出来ないわけではありません。接種希望がある方はご相談下さい。
定期予防接種
不活化ワクチン
対象年齢 | 全年齢 |
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接種回数・間隔 | 3回(4週間隔で2回、さらに1回目から24週後にもう1回) |
B型肝炎はB型肝炎ウイルスをふくむ血液または血液成分との直接接触で感染します。感染すると肝臓に持続的にとどまり、そのうちの約10〜15%が慢性肝炎・肝硬変・肝臓癌を発症します。母子感染では慢性化する割合が高い為、注意が必要です。また、約20〜30%が急性肝炎を発症し、そのうち1〜2%が劇症肝炎となることがあります。
任意予防接種
不活化ワクチン
対象年齢 | 全年齢 |
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接種回数・間隔 | 3回(3〜8週間隔で2回、さらに1回目から6ヶ月以上でもう1回) |
破傷風に関する説明はDPTをご参照下さい。定期予防接種で、DPTおよびDTワクチンを接種していれば、その後10年間は効果は十分にあると考えられています。しかしながら、20代以降にはその効果は弱くなっていると考えなければなりません。大人になってから、土壌等で汚染されたケガをしたときや犬猫に咬まれた時などに、この予防接種を受ける必要があります(ケガ等の際には保険適応になります)。また、インフラが整っていない海外へ渡航する際も是非受けておきましょう。
定期予防接種
不活化ワクチン
対象年齢 | 2才以上で接種可能。ただし、65才以上の方におすすめしております。 |
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接種回数・間隔 | 2回(5年間隔) |
※小児肺炎球菌(プレベナー)とは異なりますのでご注意下さい。
つくば市に住民票がある方で(1)又は(2)に該当する方は
1回のみ3,000円の助成がおります。
ただし、一度でも同ワクチンを接種した方は対象となりません。
(1)特定の生年月日に該当する方
65才以上の方で特定の生年月日に該当する方は助成の対象となります。
対象の方は市から通知が来ます。該当生年月日についてはつくば市役所ホームページの「健康・福祉」→「健康・医療」→「成人の予防接種・感染症予防 」→「高齢者肺炎球菌予防接種」を参照くださいますようお願い致します。ご不明な点は当院までお気軽にお電話下さい。
(2)60才以上65才未満の方であって、心臓、腎臓又は呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活活動が極度に制限される程度の障害を有する方及びヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障害を有する方。(医師の判断によりますが、概ね、身体障害者障害程度等級1級に相当する方)
5年以内に、肺炎球菌ワクチンを再接種されると、注射部位の疼痛、紅斑、硬結等の副反応が強く発現する可能性があります。再接種する場合には、主治医とよく相談するとともに、前回の接種から5年以上の間隔をあけて下さい。なお、現在のところ、市の助成は1人につき生涯一回限りのため、再接種の際の助成はありません。
小児の肺炎球菌ワクチンの主たる目的は、髄膜炎、敗血症の予防ですが、このワクチンは主に高齢者や免疫機能が低下している方が肺炎を予防するためのワクチンです。
毎年シーズン前にお知らせいたします
■予防接種前に気をつけること■
①接種の前日は入浴をして、からだを清潔にしましょう。
②予診票は予防接種出来る状態か判断する大切な情報です。正確に記入しましょう。予診票をお持ちの方は来院前に記入をお願い致します。体温計は当院にもございますが、ご自宅で計れる方は来院直前の体温をご記入下さい。
③母子手帳は、接種履歴を確認する為に必要となります。忘れずにご持参下さい。特に乳幼児や小学生の場合は母子手帳の持参がないと予防接種出来ないことがあります。ご注意下さい。④近日に体調の変化があった場合は医師にご相談下さい。⑤接種者が未成年の場合は、お子さんの状態をよく知っている保護者の同伴をお願いします。
■予防接種後に気をつけること■
①接種後30分は院内、またはすぐに当院に来れるような場所にいて下さい。
②接種当日は激しい運動は控えて下さい。
③接種当日の入浴は通常差し支えありませんが、入浴前の体温が37.5度以上ある場合は入浴は控えて下さい。また、入浴中に接種部位をこするのはやめましょう。
当クリニックでは予防接種における事故防止の為に以下の取り組みを実施します。以下の点につきまして、患者様のご協力を頂きます。(平成24年5月改訂)
1.混雑軽減と院内感染防止のために、毎週火曜日と金曜日の15時から16時30分に実施致します。今まで通り予約制となります。お電話もしくは予約システムにてご予約を承ります。
2.接種前に、接種されるお子様のお名前をフルネームで確認させて頂きます。
3.ワクチンを取り出した空き箱を保護者様にもお見せしますので、一緒にご確認をお願いします。その後、予診票の保護者署名欄にご署名を頂きます。(すでにご署名がお済みの予診票に関しては、お手数ですが他の空欄にご署名を頂きます)
4.接種後は、お子様の状態を確認する為に、お手数ですが30分ほど院内で休んでいただきます。その際に即時型アレルギー反応に関するプリントをお渡ししますので、必ずお読み下さい。
我々は事故防止の為に以下の事を徹底致します。
1.診察時に接種されるワクチンの種類と被接種者の名前をフルネームで確認します。
2.被接種者が定められた接種年齢である事を確認します。また母子手帳を拝見して接種歴も確認します。
3.ワクチン充填時には、接種年齢と摂取量について確認します。ラベルの色と予診票の色が同じである事を確認して予診票にラベルを貼付します。シリンジにも同様にラベルを貼付します。
4.接種時に予診票とシリンジのラベルの色が同じである事を確認します。また、接種量についても再確認します。
5.接種予定ワクチンの空き箱を保護者様にお見せし、一緒に確認します。
6.接種後は使用したワクチンの空き箱、シリンジ、余ったラベルをすべて破棄した後に、次の被接種者の準備にとりかかります。
7.接種後も被接種者の即時型アレルギーの出現に十分気を付けます